有線カメラ?無線カメラ?どちらを使うのが効果的⁉

News

2023.02.02

コラム

有線カメラ?無線カメラ?どちらを使うのが効果的⁉

街中やお店の中を歩いていると、防犯カメラを見る機会が増えてきました。
2018年のアルソックの意識調査では、
「防犯カメラを生活の中で見る事がありますか?」という質問に対して、
約82%が見る事があると回答しています。
またそのうちの78%は「3年前より防犯カメラが増えた」と回答しており、
世間の関心も増加傾向にあることが分かります。

出典;第二回防犯カメラに対する意識調査
https://www.alsok.co.jp/security_info/enquete/18.html

ところで、防犯カメラには
大きく分けて有線カメラと無線カメラの2種類がありますが皆様ご存知でしょうか。
現在、お使いのカメラを選定する際何となく購入したという方も
多くいらっしゃると思います。

今回“有線カメラ”と“無線カメラ”の違いや
それぞれカメラのメリットとデメリットをご紹介いたしますので、
今後ご購入の際の参考にしてみてください!

有線カメラと無線カメラの違い
有線カメラのメリット・デメリット
無線カメラのメリット・デメリット
まとめ

有線カメラと無線カメラの違い

・有線カメラ

カメラとレコーダー間、またはカメラとカメラ電源間が同軸線ないしはLAN配線によって
接続させているカメラになります。
小売店などの法人では多くがこちらの有線カメラを使用しております。

・無線カメラ

有線カメラと違い、カメラと上記の機器が無線によって映像の送受信を行っているカメラになります。
ケーブルを使用しないので“ワイヤレスカメラ”と呼ばれることがあります。
こちらは飲食店や規模の狭い店舗様などで多くがこちらの無線カメラを使用しております。

有線カメラのメリット・デメリット

メリット

・安定した電力供給により、映像のロスが少ない
→カメラと映像線や電源線を直接機器に繋いでいるため、供給のブレやノイズが入ってしまうことが少ない。

・レコーダーのチャンネルが無線カメラより多いため、多くの防犯カメラを一括監視できる
→4ch~32chレコーダーがあるため、小売店などの店舗向けと言えます。

・HDDの容量が大きいため、1週間~数か月の録画が可能
→またRAIDなど録画を安全に保存できるシステムを組むことも可能です。

※RAIDについては下記コラムより参照ください。
動体検知?RAID? 意外と知らない防犯カメラ機器の各種機能をご紹介!|
(株)キャトルプラン|防犯カメラやゲートなどの防犯システムの専門商社 (quatre-plan.co.jp)

デメリット

・設置する際に工事作業時間がかかる
→映像線や電源線を通す必要がある為、配線経路の確保や
作業により、無線に比べて作業時間がかかってしまいます。
カメラの増設や設置場所の変更時も同じく時間を要します。

 

無線カメラのメリット・デメリット

メリット

・設置工事の作業時間を短縮できる。
→映像線や電源線などの配線経路の確保やそれに伴う工事の必要がなく、
導入できます。

・設置する場所の制限が少なくて済む
→配線が電源周りのみで、工事の必要ないので、
設置場所の制限が有線カメラに比べて少なくなります。
※無線カメラでも郊外などの電波状況が悪い場所では機能しない事がございます。

デメリット

・無線電波を送受信しているため、映像に乱れのある可能性がある
→家電製品や障害物によって電波が遮られるので、ノイズが発生してしまう可能性があります。

・長期間の録画ができない場合が多い
→基本構成がカメラのみで完結しているため(SIMカードでの録画)、
長時間の録画や解像度の高い大容量のデータを録画ができない場合が多いです。

今回のまとめ

いかがでしょうか。
今回は、有線カメラと無線カメラの違いについてご紹介させていただきました。
是非検討される際の参考にしてみてください。

また、
「こういった運用は可能なのだろうか?」
「こういった使い方をしてみたい」
といったご要望やご不明点がある際はお問い合わせフォームにてお気軽にご相談ください。

お問い合わせフォームはこちら

ALL