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2026.02.18
コラム
家電量販店の万引き対策とは?防犯カメラ・防犯ゲートの役割と考え方

家電量販店では、万引きや持ち去りといった防犯上の課題を感じている店舗も少なくありません。
高額商品が多く、売り場が広い家電量販店では、スタッフの目だけで常に状況を把握するのが難しい場面もあります。
近年は人手不足やセルフレジの普及などもあり、防犯対策の考え方を見直す必要性が高まっています。
本記事では、家電量販店の万引き対策として、防犯カメラと防犯ゲートそれぞれの役割や特徴を整理し、効果的な組み合わせ方について分かりやすく解説します。
| ・家電量販店で万引き被害が増えている理由とは ・家電量販店における防犯カメラの役割とできること ・家電量販店で防犯効果を高めるおすすめの設置場所 ・防犯ゲートの仕組みと効果 ・家電量販店では防犯カメラと防犯ゲートはどちらが必要? ・まとめ |
家電量販店で万引き被害が増えている理由とは

家電量販店では近年、万引きや持ち去り被害が増加傾向にあります。
特に高額商品や小型家電、アクセサリー類は狙われやすく、気づかないうちに在庫ロスが発生しているケースも少なくありません。
人手不足やセルフ化が進む中で、スタッフの目だけに頼った防犯では対応が難しくなる場面も増えてきています。
家電量販店が狙われやすい3つの特徴
家電量販店が万引き犯に狙われやすいのには、業態特有の理由があります。
1つ目は「高額商品が多い」ことです。
イヤホンやゲーム機、スマートウォッチなど、小型で持ち運びやすく、なおかつ単価が高い商品が多いため、短時間でも万引き被害につながりやすい傾向があります。
2つ目は「売場が広く死角が多い」ことです。
大型店舗では棚が高く、コーナーも多いため、スタッフから見えにくい場所がどうしても生まれます。こうした死角が、犯行のチャンスを与えてしまいます。
3つ目は「セルフレジの普及」です。
会計のセルフ化は利便性向上につながる一方、未精算や意図的な持ち去りが起こりやすい環境にもなっています。
こうした条件が重なることで、家電量販店では、防犯対策が十分でない場合に万引きなどの被害が起こりやすくなります。
人手不足で「目による監視」が限界になっている現状
以前は、スタッフが売場を巡回し、お客様の様子に気を配ることで一定の抑止効果がありました。
しかし現在は、人手不足に加えて雇用コストの面でも制約があり、十分な監視体制を整えにくい状況が見られます。
少人数で広いフロアを担当する店舗も多く、接客や品出し、レジ対応に追われる中で、常に売場を見張るのは現実的ではありません。
「怪しい動きを見つけたくても気づけない」という声もよく聞かれます。
つまり、人の目だけに頼る防犯体制は、すでに限界を迎えているのです。
これからは設備を活用した効率的な防犯が欠かせません。
家電量販店における防犯カメラの役割とできること
家電量販店の防犯対策として、まず検討されることが多いのが防犯カメラです。
防犯カメラは「映すだけの機器」というイメージを持たれがちですが、実際には万引きの抑止からトラブル時の確認まで、さまざまな役割を担います。
ここでは、家電量販店に防犯カメラを設置することで、具体的にどのような効果が期待できるのかを整理します。
防犯カメラでできる「抑止・記録・証拠」の3つの効果
防犯カメラの大きな役割は、大きく分けて次の3つになります。
1.抑止効果
カメラが設置されていること自体が、「見られているかもしれない」という意識を生み、万引きや不正行為を思いとどまらせる効果が期待できます。
特に入口や売場の目立つ位置に設置することで、未然防止につながりやすくなります。
2.記録
万が一トラブルが発生した場合でも、映像を確認することで、いつ・どこで・何が起きたのかを後から把握しやすくなります。
スタッフの記憶に頼らず、事実を客観的に確認できる点は大きなメリットです。
3.証拠
警察への相談や社内報告の際、映像があることで状況説明がスムーズになります。
トラブル対応の負担を減らす意味でも、防犯カメラは重要な役割を果たします。
売場分析や接客改善への活用法
防犯カメラは、万引き対策だけでなく、店舗運営の改善にも活用できます。
たとえば、来店客の動線を確認することで、「どの売場に人が集まりやすいか」「立ち止まりやすい場所はどこか」といった傾向を把握できます。
これによって、商品の配置や売場づくりの見直しにつなげることも可能です。
また、トラブル時の映像確認は、スタッフ教育や接客改善にも役立ちます。
感覚や印象ではなく、映像という客観的な情報をもとに振り返りができる点は、防犯カメラならではのメリットといえるでしょう。
家電量販店で防犯効果を高めるおすすめの設置場所

防犯カメラは、設置する場所によって効果が大きく変わります。
台数を増やすことよりも、「どこを重点的に守るか」を整理することが重要です。
ここでは、家電量販店で特に防犯効果が高いとされる代表的な設置場所と、それぞれの考え方を紹介します。
レジ周り
レジ周りは、防犯カメラの設置場所として非常に重要なポイントです。
特にセルフレジを導入している店舗では、未精算やスキャン漏れなどが発生しやすく、後から状況を確認できる体制が求められます。
カメラを設置することで、会計時の流れを映像で確認できるため、トラブル発生時の事実確認がしやすくなります。また、スタッフにとっても「見守られている」という安心感につながり、対応の負担軽減にも役立ちます。
レジ全体を広く映すカメラと、セルフレジ付近を重点的に映すカメラを組み合わせることで、より効果的な防犯が期待できます。
売り場
家電量販店の売り場全体は、商品点数が多く、来店客の動きも複雑になりやすい場所です。
中でも、イヤホンやゲーム機、スマートウォッチなどの高額商品が並ぶエリアは、万引き被害が発生しやすい傾向があります。
商品が小型で持ち運びやすいため、気づかないうちに持ち去られてしまうケースも少なくありません。
また、防犯カメラが設置されていることが来店客にも分かるだけでも、不正行為をためらわせる効果が期待できます。
特に高額商品が集まるエリアでは、あえて目立つ位置に設置することも、有効な防犯対策の一つといえるでしょう。
出入口
出入口は、防犯対策の中でも基本となる場所です。
来店時と退店時の動きを確認できるため、万引き対策だけでなく、トラブル発生時の状況把握にも役立ちます。
特に防犯ゲートを設置している場合は、出入口付近のカメラが重要になります。アラームが鳴った際に、誰が・どのタイミングで通過したのかを映像で確認できるため、その後の対応を落ち着いて行いやすくなります。
また、出入口の映像は来店客の動線把握にも活用でき、防犯と運営の両面でメリットがあるポイントです。
通路の死角・柱まわり
家電量販店の売場では、通路の曲がり角や柱の裏側など、どうしても視線が届きにくい場所が生まれます。
こうした「一瞬人目から外れる場所」は、万引きや不正行為が起こりやすいポイントでもあります。
特に高い什器や大型展示物が並ぶ売場では、スタッフから見えているつもりでも、実際には死角になっているケースも少なくありません。
防犯カメラを設置することで、こうした見えにくい場所を補い、売場全体をカバーしやすくなります。
通路全体を広く映すカメラや、柱を避けた角度で設置することで、「見られていない場所を作らない」防犯環境づくりにつながります。
防犯ゲートの仕組みと効果

家電量販店の万引き対策として、近年導入が進んでいるのが防犯ゲートです。
防犯ゲートは、防犯カメラとは役割が異なり、「出口での検知」に強みを持つ設備です。
ここでは、防犯ゲートの基本的な仕組みと、家電量販店でどのような効果が期待できるのかを分かりやすく整理します。
防犯ゲートの基本的な仕組み
防犯ゲートは、商品に取り付けたタグやラベルと連動して動作する仕組みです。
会計前の商品がゲートを通過するとアラームが鳴り、未精算や持ち去りに気づけるようになっています。
タグはレジで解除・回収される仕組みのため、通常どおり会計を済ませたお客様がゲートを通過した場合、アラームが鳴らないようになっています。
一方で、不正に商品を持ち出そうとした場合には音で知らせてくれるため、スタッフがすぐに状況を確認しやすくなります。
このように、防犯ゲートは「出口で異常を検知する」ことに特化した設備といえるでしょう。
出口対策として強い「最後の砦」の役割
防犯ゲートの大きな特徴は、出口に設置することで、持ち去りを防ぐ「最後のチェックポイント」になる点です。
売り場やレジで不正行為を見逃してしまった場合でも、出口でアラームが鳴れば、被害が拡大する前に気づくことができます。
スタッフの巡回や目視だけではカバーしきれない部分を補う役割を果たします。
また、防犯ゲートが設置されていること自体が、万引きを思いとどまらせる心理的な抑止にもつながります。
入口付近で目に入りやすい位置にあることで、「簡単には持ち出せない店」という印象を与える効果も期待できます。
家電量販店で導入が進んでいる理由とメリット・注意点
家電量販店で防犯ゲートの導入が進んでいる背景には、人手不足や雇用コストの問題があります。
常にスタッフを配置して出口を見守るのは難しいため、設備で補う考え方が広がっています。
防犯ゲートのメリットは、少人数でも一定の防犯体制を維持しやすい点です。
一方で、すべての商品にタグを付ける運用が必要になるため、商品管理やレジ業務との連携が重要になります。
また、ゲートだけに頼るのではなく、防犯カメラと組み合わせることで、アラーム発生時の状況確認や対応がよりスムーズになります。
この点については、次の章で詳しく解説します。
家電量販店では防犯カメラと防犯ゲートはどちらが必要?

家電量販店の防犯対策を考える際、「防犯カメラだけで十分なのか」「防犯ゲートも必要なのか」と悩まれることは少なくありません。
どちらも万引き対策として有効な設備ですが、役割や得意分野は異なります。
ここでは、それぞれの特徴を整理したうえで、なぜ組み合わせて導入することで防犯効果が高まるのかを解説します。
カメラだけ・ゲートだけでは不十分になりやすい理由
防犯カメラは、売り場全体の状況を把握したり、トラブル時の確認に役立つ設備です。
一方で、「見て記録する」ことが中心となるため、現場で即座に異変に気づけない場合もあります。
反対に、防犯ゲートは出口で未精算を検知することに強みがありますが、どの商品が、どのように持ち出されたのかまでは分かりません。
アラームが鳴った理由を確認するには、別の情報が必要になります。
このように、どちらか一方だけではカバーしきれない場面があり、防犯対策としては不安が残るケースもあります。
併用することで「抑止・検知・確認」がつながる
防犯カメラと防犯ゲートを組み合わせることで、防犯対策はより実用的になります。
まず、売り場では防犯カメラが「見られている」という意識を生み、不正行為の抑止につながります。
次に、万が一未精算の商品が持ち出されそうになった場合には、防犯ゲートがアラームで知らせてくれます。
そして、アラームが鳴った際には、防犯カメラの映像を確認することで、状況を落ち着いて把握できます。
このように、「抑止」「検知」「確認」が一連の流れとしてつながることで、スタッフの対応負担を減らしながら、店舗全体の防犯レベルを高めることができます。
家電量販店で多い導入パターンの一例
家電量販店では、まず防犯カメラを設置し、その後、防犯ゲートを追加するケースが多く見られます。
これは、売り場全体を把握しながら、出口対策を強化したいという考え方に基づくものです。
たとえば、高額商品が多い売り場やセルフレジ周辺をカメラでカバーしつつ、出入口には防犯ゲートを設置することで、過度な人員配置をせずに防犯体制を整えることができます。
店舗の規模やレイアウトによって最適な形は異なりますが、設備を組み合わせることで、無理のない防犯対策が実現しやすくなります。
まとめ
家電量販店では、人手不足や雇用コストの影響から、スタッフの目だけに頼った防犯が難しくなりつつあるため、防犯設備を活用した対策が重要になっています。
防犯カメラは、売り場の抑止や状況確認に役立ち、防犯ゲートは出口で未精算を検知する役割を担います。
それぞれ単体でも効果はありますが、組み合わせることで、抑止・検知・確認がつながり、より実用的な防犯体制を整えやすくなります。
店舗の規模やレイアウトに合わせて、防犯カメラと防犯ゲートを上手に組み合わせることが、無理のない万引き対策につながります。
まずは自店の課題を整理し、状況に合わせて専門業者に相談しながら、無理のない形で検討してみることをおすすめします。
キャトルプランでは、お客様の様々な問題に対して、最適な提案をいたします。
家電量販店の防犯対策以外にも、何かお困りごと等ございましたらお気軽にお問合せくださいませ。
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