【小型防犯カメラ】メリット・デメリット、設置における法律の注意点は?

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2023.10.20

コラム

【小型防犯カメラ】メリット・デメリット、設置における法律の注意点は?

防犯カメラと聞くと、建物の出入り口や街中などに設置されているボックス型やドーム型の防犯カメラを思い浮かべる方も多いことでしょう。

今回紹介する小型の防犯カメラは、一般的に防犯カメラと言われるボックス型やドーム型に対し大きさが小さいことから、様々なメリットやデメリットが挙げられます。

小型防犯カメラとは?
小型防犯カメラのメリット
小型防犯カメラのデメリット
法律上での注意点
法人利用の場合の設置場所の例
小型防犯カメラのオススメ
まとめ

小型防犯カメラとは?


小型防犯カメラは、通常の防犯カメラよりもサイズが小さくデザインされているカメラです。
サイズ的には手のひらサイズ以下のものを小型と呼ぶことが多いです。小型防犯カメラはこのサイズとデザインの特性により、気付かれにくく、様々な場所やシチュエーションでの設置・使用が可能です。

小型防犯カメラのメリット

  • 小さいので、人に気づかれにくい
  • 設置が比較的簡単で、どんな場所にも取り付けやすい

小型防犯カメラの主なメリットは、その小ささから人に気が付かれにくいところと設置できる場所の選択肢が多いところです。通常、防犯カメラは天井や壁に設置するタイプが多いですが、小型カメラならインテリアに合わせて自然に設置したり、カモフラージュして存在を気付かれにくくすることが可能です。

また、犯罪者が犯罪を行う時に防犯カメラが設置していることが分かると、カメラからは見えない場所で犯行を行ったり、カメラ自体を壊したりして犯行自体を見せないようにしてしまうことも考えられます。その点、小型の防犯カメラだと犯人には分かりにくい状態で撮影されるので、証拠を得ることが可能となります。

小型防犯カメラのデメリット

  • 人に気づかれにくいため、犯罪抑制の効果は低い
  • 撮影可能な時間が短い
  • 製品により一般的な防犯カメラよりも性能が劣る部分がある

小型防犯カメラは、人に気が付かれずに撮影ができるというメリットがある一方で、防犯カメラを設置していることをアピールすることはできないので、その存在で犯罪の抑制をすることには繋がりにくい事がデメリットになります。

また、小型防犯カメラは小さいために大きなバッテリーを積むことができないので、稼働時間の長さは一般的な防犯カメラと比べると短い傾向にあります。

同等の理由で他にも、画角がせまかったり、夜間の撮影性能が低い、画質が荒いなど、一般的な防犯カメラと比べると小さいがためにどうしても性能が制限されてしまう部分があります。小型カメラは特に製品によって性能に大きな差があるので、何を撮影したいのかを明確にしてから製品選びをすると良いでしょう。

法律上での注意点

設置してあることを誰にも気が付かれずに監視を行うことを得意としている小型防犯カメラですが、プライバシーや法律に抵触しないように注意して設置しなければいけません

正当な理由がなく他人の私有地や家の内部に設置する他に、公共の場でもトイレやお風呂、更衣室など他人のプライベートな瞬間を撮影する行為は盗撮とみなされ、多くの国や地域で法律によって禁じられています。

小型防犯カメラを設置することによって抵触する可能性があるのは、迷惑防止条例や個人情報保護法や、軽犯罪法などです。

例えば公共の場所での盗撮は、各都道府県で定められている迷惑防止条例の違反となり、個人の私有地での盗撮の場合は、軽犯罪法違反となります。
また、盗撮目的で小型防犯カメラを設置するために建物に侵入すれば、建造物侵入罪が成立する可能性もあります。

犯罪の監視などの正当な理由があり、合法と認められる場合には小型防犯カメラの設置は問題ありません。
ただし、上記のような観点から設置には細心の注意が必要ですので、一般の防犯カメラよりも小型防犯カメラを選択する理由をよく考えて、目的を明確にしてから導入するようにしましょう。

法人利用の場合の設置場所の例

小型防犯カメラは店舗や工場では、犯罪が行なわれやすいレジや倉庫、金庫などの監視などに利用されます。また、オフィス内で従業員のトラブルや職務怠慢、横領などの監視などにもしばしば設置されることがあります。

防犯目的で設置したい場合は犯罪を未然に防ぐため、出入り口などに小型ではなく存在感のある防犯カメラの設置をオススメします。

小型防犯カメラのオススメ製品

上記でも記載した通り、小型防犯カメラは製品によって性能に大きな違いがあるので、お客様の目的に合う最適な提案をさせて頂いております。

用途やご希望の設置場所などを詳しくお伺いしてから最適な製品をご提案いたします。
コンプライアンス上、設置できない場所もありますのでご了承ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

人に気が付かれないように撮影できる小型の防犯カメラは、さまざまな場所で活躍することができます。
一方で、犯罪抑制には向かなかったり、撮影時間が限られるなどの制限もあるので、目的に合った防犯カメラを選ぶ必要があります。

キャトルプランでは、お客様の様々な問題に対して、最適な提案をさせていただきます。
小型の防犯カメラ以外にも、何かお困りごと等ございましたらお気軽にお問合せくださいませ。

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